factsCodexcli-reference

stable4 日前 · 2026-08-09

Command line options

概要

Codex CLI のコマンドとグローバルフラグの索引。CLI は既定値の多くを ~/.codex/config.toml から継承し、コマンドラインで渡した -c key=value の上書きがその呼び出しで優先する。

仕様

グローバルフラグ

基底の codex コマンドに適用される。多くはサブコマンドにも伝播するが例外があるcodex exec --oss ... のようにサブコマンド側のヘルプに従う)。

フラグ既定説明
PROMPTstringセッションを開始する任意のテキスト。省略すると TUI を未入力で起動する
--image, -ipath[,path...]最初のプロンプトに画像を添付する。カンマ区切りかフラグの繰り返し
--model, -mstring設定のモデルを上書きする
--ossbooleanfalseローカルのオープンソースモデルプロバイダを使う。--local-provider、設定済みの oss_provider の順に見て、無ければ LM Studio と Ollama のどちらかを尋ねる
--local-providerlmstudio | ollama--oss で使うローカルプロバイダ。この実行に限り oss_provider を上書きする
--profile, -pstring$CODEX_HOME/profile-name.config.toml をベースの user config に重ねる
--sandbox, -sread-only|workspace-write|danger-full-accessモデル生成の shell コマンドに対する sandbox ポリシー
--ask-for-approval, -auntrusted|on-request|neverコマンド実行前に人間の承認で止まるタイミング
--dangerously-bypass-approvals-and-sandbox--yolobooleanfalse承認も sandbox も無しで全コマンドを実行する。外部で堅牢化された環境の中でのみ使う
--dangerously-bypass-hook-trustbooleanfalseこの呼び出しに限り、永続的な hook trust なしに有効な hook を実行する。hook のソースを外部で検証済みの自動化のみを想定
--cd, -Cpathエージェントがリクエスト処理を始める前の作業ディレクトリ
--searchbooleanfalseライブ web search を有効にする(既定の "cached" の代わりに web_search = "live"
--add-dirpathメインのワークスペースに加えて書き込みを許すディレクトリ。繰り返し可
--no-alt-screenbooleanfalseTUI の alternate screen を無効にする(この実行に限り tui.alternate_screen を上書き)
--remotews://host:port | wss://host:port | unix:// | unix://PATHリモートの app-server エンドポイントに接続する。対応するのは codexcodex resumecodex forkcodex archivecodex deletecodex unarchive のみ。他のサブコマンドは remote モードを拒否する
--remote-auth-token-envENV_VAR--remote 接続時に送るベアラトークンを読む環境変数。--remote が必須で、トークンは wss:// URL かローカル限定の ws:// URL にのみ送られる
--strict-configbooleanfalseこの Codex バージョンが認識しないフィールドが config.toml にあるときエラーにする。対応するのは codexexecreviewresumeforkapp-servermcp-serverexec-server などのランタイムコマンド
--enablefeatureフィーチャーフラグを強制有効化(-c features.<name>=true に変換)。繰り返し可
--disablefeatureフィーチャーフラグを強制無効化(-c features.<name>=false に変換)。繰り返し可
--config, -ckey=value設定値を上書きする。値は可能なら TOML として解釈され、そうでなければリテラル文字列

コマンド一覧と成熟度

Maturity ラベル(Experimental / Beta / Stable)は Feature Maturity の定義に従う。

コマンド成熟度説明
codexstableターミナル UI を起動する
codex app-serverexperimentalローカル開発・デバッグ用の app server を stdio / WebSocket / Unix socket で起動する
codex remote-controlexperimentalローカル app-server の remote control の実行・管理、短命なペアリングコードの発行
codex appstablemacOS / Windows で ChatGPT desktop app を起動する
codex debug app-server send-message-v2experimental組み込みのテストクライアントで V2 メッセージを 1 通送って app-server をデバッグする
codex debug modelsexperimentalCodex が見ている生のモデルカタログを出力する
codex debug prompt-inputexperimentalモデルから見えるプロンプト入力リストを JSON で描画する
codex applycodex astableCodex cloud chat が生成した最新の diff をローカルの作業ツリーへ適用する
codex reviewstable未コミット変更・base ブランチ diff・コミット・カスタム指示の非対話レビュー
codex archive / codex unarchivestable保存済みの対話セッションをアーカイブ/復元する
codex deletestable保存済みの対話セッションを完全に削除する
codex cloudcodex cloud-tasksexperimentalTUI を開かずに cloud chat を閲覧・実行する
codex completionstableBash / Zsh / Fish / PowerShell の補完スクリプトを生成する
codex doctorstableインストール・設定・認証・ランタイム・Git・ターミナル・app-server・スレッド在庫の診断レポート
codex featuresstableフィーチャーフラグの一覧と、config.toml への永続的な有効・無効化
codex execcodex estable非対話実行。stdout または JSONL に出力し、過去セッションの resume もできる
codex execpolicyexperimentalexecpolicy のルールファイルを評価する
codex loginstableChatGPT OAuth、device auth、API キー、stdin 経由のアクセストークンで認証する
codex logoutstable保存済みの認証情報を消す
codex mcpstableMCP サーバーの管理(list / add / remove / authenticate)
codex pluginstable設定済みマーケットプレイスから plugin をインストール・一覧・削除する
codex plugin marketplacestableGit またはローカルソースの plugin マーケットプレイスを追加・一覧・アップグレード・削除する
codex mcp-serverstableCodex 自身を stdio 上の MCP サーバーとして動かす
codex resumestable対話セッションを ID で継続、または直近のチャットを再開する
codex forkstable過去の対話セッションを新しいチャットに fork する(元のトランスクリプトは残る)
codex sandboxstableCodex が提供する macOS / Linux / Windows のサンドボックス内で任意コマンドを実行する
codex updatestableインストール済みリリースが self-update に対応しているとき、更新を確認・適用する

主なコマンドの詳細

  • codex(対話): サブコマンド無しで TUI を起動する。グローバルフラグと画像添付を受け付ける。web search は既定で cached モードで、--search でライブに切り替える。低摩擦なローカル作業には --sandbox workspace-write --ask-for-approval on-request
    • --remote ws://host:port / wss://host:portcodex app-server --listen ws://IP:PORT に接続する。ローカル Unix socket は --remote unix://(既定)か --remote unix://PATH
  • codex app-server: 主に開発・デバッグ用で、予告なく変わりうる--listen stdio:// が既定の JSONL-over-stdio(--stdio はそのエイリアス)。--listen ws://IP:PORT で WebSocket。サーバーが受け付ける listen URL は ws://。クライアントが wss:// で繋ぐ場合は TLS 終端かセキュアプロキシを使う--listen unix:// または --listen unix:///absolute/path.sock。クライアントバインディング用のスキーマ生成では --experimental で gated なフィールドとメソッドを含められる
    • --code-mode-host wss://... でローカルホストを起動せずリモートの Code Mode ホストに接続する。この outbound 接続は --listen とは別で、app-server プロセス内の全スレッドで共有される。ws:// は localhost か SSH フォワードされたホストにのみ使う
  • codex remote-control: フォアグラウンドで remote control を開始する。start / stop でデーモンを管理し、pair で短命な手動ペアリングコードを出す。--json で機械可読出力(pair の JSON には pairingCodemanualPairingCodeenvironmentIdexpiresAt)。ローカルのプロトコルクライアントを作る用途では codex app-server --listen の代わりにはならない
  • codex apply: 認証済みで、そのチャットへのアクセス権が必要。パッチしたファイルを出力し、git apply が失敗すると非ゼロで終了する
  • codex review: レビュー対象をちょうど 1 つ選ぶか、カスタム指示をプロンプトとして渡す。--uncommitted--base--commit、カスタム PROMPT は互いに競合する。--title--commit とだけ併用する
  • codex archive / codex unarchive / codex delete: セッション ID または名前で指定する。セッション ID が名前より優先される--forceセッション UUID とのみ使える。名前付きセッションは、曖昧な名前を誤削除しないよう常に確認を求める
  • codex cloud list: プレーンテキストではタスク URL と状態を出力する。--json の payload は tasks 配列と任意の cursor。各タスクは idurltitlestatusupdated_atenvironment_idenvironment_labelsummaryis_reviewattempt_total を含む
  • codex features: $CODEX_HOME/config.toml のフィーチャーフラグを管理する。enable / disable は将来のセッションにも効くよう永続化する。features サブコマンドは --profile を受け付けない
  • codex execpolicy: check が 1 個以上の --rules を受け取り、最も厳しい判定と一致したルールを JSON で出す。--pretty で整形。このコマンドは現在 preview
  • codex login: フラグ無しでは ChatGPT OAuth のためにブラウザを開く。codex login status は資格情報があるとき 0 で終了する
  • codex mcp: add は stdio と streamable HTTP の両方に対応。OAuth の login / logout は streamable HTTP サーバー、かつサーバーが OAuth に対応している場合にのみ動く
  • codex plugin marketplace add: owner/repoowner/repo@ref の GitHub 短縮形、HTTP(S) の Git URL、SSH の Git URL、ローカルのマーケットプレイスルートを受け付ける。--ref で Git ref を固定、--sparse PATH の繰り返しで Git ベースのリポジトリを sparse checkout する
  • codex resume: --last は現在の作業ディレクトリにスコープされる。--all で全体から探す。作業ディレクトリがセッションの保存ディレクトリと異なる場合はどちらを使うか尋ねる。tui.resume_cwd"current" または "session" にすると尋ねずに済む。明示的な --cd-C)は tui.resume_cwd より優先する
  • codex fork: 既定でセッションピッカーを開く。--last で直近をフォークする。ディレクトリが異なる場合の扱いは codex resume と同じ
  • codex update: debug ビルドではリリースビルドを入れるよう促すメッセージを出す

フラグの組み合わせに関する指針

  • ワークスペース内で完結する無人のローカル作業には --sandbox workspace-write を使い、専用のサンドボックス VM の中でない限り --dangerously-bypass-approvals-and-sandbox は避ける
  • 書き込み可能ディレクトリを増やしたいときは --sandbox danger-full-access を強いるのではなく --add-dir を使う
  • CI では --json--output-last-message を組み合わせて、機械可読な進捗と最終的な自然言語の要約の両方を得る

対話モードのショートカット

操作動作
@ワークスペース内のファイルを検索してパスをプロンプトに追加する
Up / Down下書き履歴を復元する
Ctrl+Rプロンプト履歴を検索する。Enter で採用、Esc で取り消し
Ctrl+O または /copy直近の完了した Codex 出力をコピーする
行頭の !現在の承認・sandbox 設定のもとでローカルの shell コマンドを実行する
Tab(Codex 実行中)次のターン用にフォローアップのプロンプト・slash コマンド・shell コマンドをキューに入れる
Enter(Codex 実行中)現在のターンに新しい指示を注入する
Esc 2 回(composer が空のとき)直前のユーザーメッセージを編集し、その時点からチャットを fork する
Ctrl+C または /exitセッションを閉じる

設定

codex --sandbox workspace-write --ask-for-approval on-request
codex --model gpt-5.6-terra -C ./services/payments
codex resume --last
codex exec --json --output-last-message out.txt "Run the tests"
codex completion zsh > "${fpath[1]}/_codex"

関連

  • facts/codex/slash-commands.md
  • facts/codex/config-basics.md
  • facts/codex/non-interactive-mode.md
  • facts/codex/sandbox.md
  • facts/codex/approvals-and-security.md
  • facts/codex/mcp.md
  • facts/codex/plugins.md
  • facts/codex/models.md