何のためのものか
computer use は、Claude が自分のアプリを開き、画面を操作し、人がやるようにマシン上で直接作業する機能。CLI を持たないデスクトップツールや、GUI からしかできない作業のための手段。
macOS と Windows における research preview で、Pro または Max プランが必要。 Team / Enterprise プランでは利用できない。既定では無効。
触る
- デスクトップアプリを最新版にして再起動する
- Settings > General(Desktop app の下)の Computer use トグルを入れる。Windows はこれで完了
- macOS では Accessibility(クリック・入力・スクロール)と Screen Recording(画面の閲覧)を許可する
有効にしていない状態で computer use が要る依頼をすると、Claude は「Settings で有効にすれば実行できる」と伝える。
入れる
アプリを初めて使うとき、Allow for this session または Deny の確認が出る。承認は現在のセッションの間有効(Dispatch から起動したセッションでは 30 分)。
確認画面には制御の水準も出る。この階層はアプリのカテゴリで固定されており、変更できない。
| 階層 | できること | 対象 |
|---|---|---|
| View only | スクリーンショットで見る | ブラウザ、取引プラットフォーム |
| Click only | クリックとスクロール。入力とキーボードショートカットは不可 | ターミナル、IDE |
| Full control | クリック・入力・ドラッグ・キーボードショートカット | それ以外すべて |
ターミナル、Finder / エクスプローラー、システム設定のような影響範囲の広いアプリには、承認が何を与えるかを示す追加の警告が出る。
効かせる
- 使われる順序を知る — connector があれば connector、シェルコマンドで済むなら Bash、ブラウザ作業で Claude in Chrome があればそれ、iOS アプリなら iOS Simulator ペイン、どれも当てはまらないときだけ computer use。最も広く、最も遅い手段である
- Denied apps を設定する — 確認なしで拒否するアプリを登録する。許可したアプリ経由で間接的に影響が及ぶことはあるが、直接は操作しない
- ウィンドウの扱いを決める — 作業中は他のウィンドウが隠され、終了時に戻る(Unhide apps when Claude finishes を切ると戻さない)
落とし穴
- sandbox 化された Bash ツールとは信頼境界が違う。 computer use は実際のデスクトップ上で、承認したものに対して動く
- Linux(beta)のデスクトップアプリでは利用できない
- iOS アプリの実行・テストには使わない。 専用の iOS Simulator ペインがあり、そちらは computer use を有効にしなくても動く