概要
Claude Desktop アプリは Chat(会話)・Cowork(Dispatch と長時間のエージェント作業)・Code(ソフトウェア開発)の 3 タブを持つ。本ページは Code タブのリファレンス。
Code タブでは各会話が session であり、それぞれ独自のチャット履歴・プロジェクトフォルダ・コード変更を持ち、他のセッションから独立している。サイドバーにセッションが一覧され、複数を並行して走らせられる。
仕様
導入
- 配布: macOS(Intel / Apple Silicon 共通ビルド)、Windows(x64。ARM64 は別インストーラ)、Linux(beta、apt または .deb)
- インストール後に Claude を起動してサインインし、Code タブを開く
- Windows では初回に Git for Windows が必要。インストール後にアプリを再起動する
- ペイン配置・統合ターミナル・ファイルエディタ・view mode は Claude Desktop v1.2581.0 以降が必要。更新は macOS では Claude → Check for Updates、Windows では Help → Check for Updates
セッション開始前に決める 4 つ
最初のメッセージを送る前に、プロンプト領域で 4 つを設定する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Environment | Claude が動く場所。Local(自分のマシン)/Cloud(アプリを閉じても継続)/SSH connection(自分で管理するリモートマシン)/Windows では WSL distribution |
| Project folder | Claude が作業するフォルダまたはリポジトリ。cloud セッションでは複数リポジトリを追加できる |
| Model | 送信ボタン隣のドロップダウン。セッション中も変更できる |
| Permission mode | モードセレクタ。セッション中も変更できる |
タスクを入力して Enter で開始する。各セッションは自分のコンテキストと変更を独立して追跡する。
プロンプト入力
Enterで送信する。停止ボタンで即座に中断できるほか、停止せずに訂正を入力して送ることもできる。Claude は実行中のアクションが完了した時点で訂正を読み、次の手順の前に調整する- プロンプトボックス隣の + ボタンから、ファイル添付・skills・connectors・plugins にアクセスする
- @mention:
@に続けてファイル名を打つとファイルを会話のコンテキストに追加する。cloud セッションと WSL セッションでは使えない - 添付: 画像・PDF などを添付ボタンから、またはプロンプトへのドラッグ&ドロップで渡す
permission mode
モードセレクタは送信ボタンの隣にあり、いつでも切り替えられる。
| モード | 設定値 | 挙動 |
|---|---|---|
| Manual | default | ファイル編集・コマンド実行の前に確認する。差分を見て 1 件ずつ許可・拒否する |
| Accept edits | acceptEdits | ファイル編集と mkdir / touch / mv などの一般的なファイルシステムコマンドを自動承認する。それ以外のターミナルコマンドは確認する |
| Plan | plan | 読み取りと調査のためのコマンド実行は行い、ソースコードを編集せずに計画を提示する |
| Auto | auto | 依頼との整合性をバックグラウンドで検査しつつ全アクションを実行する。可用性条件を満たすアカウントで表示され、Settings に個別のトグルは無い |
| Bypass permissions | bypassPermissions | 確認なしで実行する。ただし「どのモードでも自動承認されないアクション」、外部サイトでの操作に対する safety classifier、セッションのアーカイブなど Desktop 側で必ず確認するデスクトップ操作は除く。CLI の --dangerously-skip-permissions に相当 |
- 新規ローカルセッションの既定は settings ファイルの
permissions.defaultMode。デスクトップアプリは CLI と同じ settings ファイルを読む - セレクタで選んだモードはフォルダごとに記憶され、そのフォルダでは
defaultModeより優先される。 ただし Plan は現在のセッションのみに適用される dontAskモードは CLI のみ- Bypass permissions の有効化: Pro / Max プランでは Settings → Claude Code の "Allow bypass permissions mode"。Team / Enterprise プランには Settings トグルが無く、組織のポリシーが制御する。サンドボックス化したコンテナや VM でのみ使う
- Auto の可用性: Anthropic API の全ユーザーが利用でき、Claude Opus 4.6 以降・Sonnet 4.6 以降・Fable 5 のいずれかが必要。管理者は managed settings の
disableAutoModeで無効化できる。Desktop を Google Cloud's Agent Platform へ向ける Enterprise 配備でも既定で利用できる - cloud セッションが対応するのは Accept edits / Plan / Auto。cloud はファイル編集を事前承認するため、
defaultモードに対応する表示が Manual ではなく Accept edits になる。Bypass permissions は cloud セッション(self-hosted environment を含む)では使えない - Enterprise の管理者は利用可能なモードを制限できる
- 旧バージョンの Code タブでは Ask permissions / Auto accept edits / Plan mode というラベルだった
ワークスペース(ペイン)
- ペインの種類: chat / diff / browser / terminal / file / plan / tasks / subagent、および macOS では iOS Simulator
- ヘッダをドラッグして配置を変え、端をドラッグしてリサイズする。追加のペインは session toolbar の Views メニューから開く
- **Cmd+*(macOS)/**Ctrl+*(Windows)でフォーカス中のペインを閉じる
統合ターミナル
- Views メニューまたは Ctrl+`(macOS / Windows とも)で開く
- セッションの作業ディレクトリで開き、Claude と同じ環境を共有するため、
npm testやgit statusは Claude が編集しているのと同じファイルを見る - 2 つ目のタブはペインヘッダの +、またはチャット内のフォルダを右クリックして Open in terminal
- ローカルセッションのみで利用できる
ファイルペイン
- チャットや diff viewer のファイルパスをクリックすると開く。HTML・PDF・画像・動画のパスは代わりに Browser ペインで開く
- その場で編集して Save でディスクへ書き戻す。開いた後にディスク側が変わっていた場合は警告し、上書きか破棄かを選ばせる。Discard で自分の編集を取り消す。ペインヘッダのパスをクリックすると絶対パスをコピーする
- ローカルセッションと SSH セッションで利用できる。 cloud セッションでは Claude に変更を依頼する
ファイルパスの右クリックメニュー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Attach as context | 次のプロンプトにそのファイルを添える |
| Open in | VS Code / Cursor / Zed など、インストール済みのエディタで開く |
| Show in Finder(macOS)/ Show in Explorer(Windows) | 格納フォルダを開く |
| Copy path | 絶対パスをクリップボードへコピーする |
view mode
チャットのトランスクリプトにどこまで詳細を出すかを切り替える。送信ボタン隣の Transcript view ドロップダウン、または Ctrl+O(macOS / Windows とも)で循環する。
| モード | 表示されるもの |
|---|---|
| Normal | ツール呼び出しを要約に畳み、テキスト応答は全文 |
| Verbose | すべてのツール呼び出し・ファイル読み取り・中間手順 |
| Summary | Claude の最終応答と加えた変更のみ |
Claude がなぜその動きをしたかを追うときは Verbose、複数セッションを回して結果だけ拾うときは Summary を使う。
キーボードショートカット(Code タブ)
Cmd+/(macOS)/Ctrl+/(Windows)で一覧を表示する。Windows では以下の Cmd を Ctrl に読み替える。セッション循環・ターミナルのトグル・view mode のトグルは全プラットフォームで Ctrl。
| ショートカット | 動作 |
|---|---|
Cmd / | ショートカット一覧を表示 |
Cmd N | 新規セッション |
Cmd W | セッションを閉じる |
Ctrl Tab / Ctrl Shift Tab | 次/前のセッション |
Cmd Shift ] / Cmd Shift [ | 次/前のセッション |
Esc | Claude の応答を止める |
Cmd Shift D | diff ペインのトグル |
Cmd Shift B | Browser ペインのトグル |
Cmd Shift S | Browser 内で要素を選択 |
Ctrl ` | ターミナルペインのトグル |
Cmd \ | フォーカス中のペインを閉じる |
Cmd ; | side chat を開く |
Ctrl O | view mode を循環 |
Cmd Shift M | permission mode メニューを開く |
Cmd Shift I | モデルメニューを開く |
Cmd Shift E | effort メニューを開く |
1–9 | 開いているメニューの項目を選ぶ |
これらのショートカットは Code タブでのみ有効。 ターミナル版の interactive mode のショートカット(permission mode を循環する Shift+Tab など)は Desktop では適用されない。
使用量の確認
- モデルピッカー隣の usage リングをクリックすると、現在のコンテキストウィンドウ使用量と当期のプラン使用量が見られる
- コンテキスト使用量はセッションごと、プラン使用量は Claude Code の全サーフェスで共有される
制約・注意点
- ターミナルのダイアログを開く組み込みコマンドは Code タブでは挙動が異なる。 引数の形を持たない
/permissionsのようなコマンドはisn't available in this environmentと返す。/configは Settings → Claude Code を開き、コマンド後のテキストは無視される(/config theme=darkはテーマを変えない)。permission ルールや設定の管理は settings ファイルを直接編集するか、スタンドアロンの CLI から実行する - 利用面の制限がセッション種別で異なる。 統合ターミナルはローカルのみ、ファイルペインはローカルと SSH、@mention は cloud と WSL では使えない
- Desktop で利用できない機能は
facts/claude-code/desktop-vs-cli.mdにまとめてある
関連
facts/claude-code/desktop-vs-cli.mdfacts/claude-code/permission-modes.mdfacts/claude-code/settings.mdfacts/claude-code/interactive-mode.mdfacts/claude-code/model-config.mdfacts/claude-code/worktrees.mdfacts/claude-code/commands.md