何のためのものか
どのモデルで、どれだけ考えさせるか。モデルの選択と effort level は別の軸で、両方を決めて初めて「速いが浅い」「遅いが深い」を意図して使い分けられる。
触る
/modelを引数なしで実行してピッカーを開く- 行を選んで
Enterを押すと切り替え+新規セッションの既定として保存、sを押すとそのセッションのみ
エイリアスは default / best / fable / sonnet / opus / haiku と、特別な opusplan(plan mode では opus、実行では sonnet)。エイリアスの解決先はプロバイダに依存し、時間とともに更新される。 固定したいなら完全なモデル名を使う。
入れる
effort level をモデルとセットで決める。
| 設定方法 | 効く範囲 |
|---|---|
/effort(引数なしでスライダー、水準名で直接、auto でモデル既定へ) | 対話セッションでは low / medium / high / xhigh がセッションをまたいで保持される。max は現在のセッションのみ |
--effort | その起動のみ |
settings の effortLevel | 新規セッションの出発点(max と ultracode は受け付けない) |
skill / subagent の frontmatter の effort | その skill / subagent がアクティブな間 |
- 優先順位は 環境変数 > 設定した水準 > モデル既定
- そのターンだけ深く考えさせたいなら、プロンプトのどこかに
ultrathinkを含める。セッションの effort 設定は変わらない。 「think hard」などの語句は通常のテキストとして通る - 過負荷に備えるなら
--fallback-model(またはfallbackModel設定)。切り替わるのは現在のターンのみで、次のメッセージは再び主モデルから試す
効かせる
- extended thinking —
Option+T/Alt+Tでセッションをトグル、既定は/configの thinking mode(alwaysThinkingEnabledに保存)。畳まれていても redact されていても、生成された thinking トークンは課金される - 1M コンテキスト —
[1m]接尾辞はエイリアスにも完全なモデル名にも付く(/model opus[1m])。1M ウィンドウは標準のモデル価格で、200K を超えるトークンに割増は無い - モデルが勝手に変わる 2 つの経路を知る — 過負荷などで起きる fallback chain と、安全性 classifier がフラグを立てたときの automatic model fallback。後者はフォールバック後もそのモデルで継続するので、戻すには
/model - 都度決めたいなら
/configの Switch models when a message is flagged をオフにする(switchModelsOnFlagをfalse)。フラグが付いた時点で一時停止し、切り替えるかプロンプトを編集して再試行するかを選べる
落とし穴
- effort のスケールはモデルごとに較正されている。 同じ水準名がモデル間で同じ内部値を意味するわけではない
- サポートしない水準は黙って落ちる。 指定以下でサポートされる最も高い水準にフォールバックする(Opus 4.6 では
xhighがhighとして動く) - resume したセッションはトランスクリプト保存時のモデルを保つ。 現在の
model設定は効かない(--modelとANTHROPIC_MODELは復元モデルより優先される) model設定は初期選択であって強制ではない。 組織として縛るのはavailableModelsとenforceAvailableModelsの担当- 最初のリクエストはワークスペースのコンテキスト(CLAUDE.md、git status)を含むため、特別なことをしなくても内容ベースのフォールバックが起きうる。原因の切り分けは
claude --safe-mode