何のためのものか
Claude Code は API のトークン消費で課金される。「なぜか高い」の原因はほぼ決まっているので、まずどこに出ているかを見る。
触る
/usage を実行する。
- 上部の Session ブロックが現在のセッションのトークン使用統計。ドル額は標準の list rate でのローカル計算で、プロモーション価格や契約割引は反映されない
- Pro / Max / Team / Enterprise ではプラン上限に対する内訳(Attribution)が出る。直近の使用量が skill / subagent / plugin / 個々の MCP サーバーのどれに帰属するかが割合で分かる
d/wで直近 24 時間と直近 7 日を切り替える
/clear で新しいセッションを始めると合計がリセットされる。
入れる
内訳を見て、当たっているところから減らす。効き目の大きい順に並べると次のようになる。
- コンテキストを畳む —
/clearで無関係な作業に切り替える。戻る可能性があるなら/renameしてから/clearすると後で/resumeできる。/clearはコストがかからないが、/compactは要約対象を読むぶんそれ自体が大きなリクエストになる - 要約に注文を付ける —
/compact Focus on code samples and API usageのように保持対象を指定する。CLAUDE.md に# Compact instructionsの節を書いても指定できる - MCP のオーバーヘッドを見る —
/contextで消費を確認し、/mcpで未使用サーバーを無効化する。CLI ツール(gh/aws/gcloud)はツール一覧を増やさないぶんコンテキスト効率が高い - thinking の量を下げる — thinking トークンは output token として課金される。
/effortで水準を下げる、/configで thinking を無効化する - 重い出力を subagent に閉じ込める — テスト実行・ログ処理の冗長な出力をメイン会話に持ち込まない
- CLAUDE.md を skill へ移す — CLAUDE.md はセッション開始時に必ず読まれ、skill は呼び出し時にだけ読まれる
効かせる
- 上限メッセージを読み分ける。
You've hit your session limit/You've hit your weekly limitはプランの使用ウィンドウで、全モデル共通なので/modelで切り替えても戻らない。ただしモデル固有のYou've hit your Opus limitの後は作業を続けられる。context / auto-compact の警告は使用量の上限ではない - cache miss の条件を知る。 cache lifetime を超える中断後の最初のメッセージはキャッシュを外し、コンテキスト全体を再処理する。lifetime はサブスクリプションでは 1 時間、usage credit を使い始めると 5 分に下がる(
ENABLE_PROMPT_CACHING_1H=1で 1 時間を保てる) - アイドルでも減らない経路がある。 scheduled task、他セッションからのメッセージ(
crossSessionInboundをholdにすると保留できる)、動き続ける agent teammate は、そのたびにコンテキスト全体を送る
落とし穴
- agent team は人数分だけ掛かる。 各 teammate が独自のコンテキストウィンドウを持ち、plan mode で動く teammate は標準セッションのおよそ 7 倍のトークンを使う。終了するまで消費し続ける
- 想定外の高額支出は、長時間クリアしていないセッションか、Opus を既定モデルのままにしていることに起因することが多い
/usageのドル額は請求そのものではない。正式な請求は Claude Console の Usage ページ- 数値はこのマシンのローカルセッション履歴から計算した概算で、他デバイスや claude.ai の使用量は含まれない