何のためのものか
何がコンテキストに入り、compaction で何が残るかを知るための機能群。上限に近づくと自動で compact されるためセッションは終わらないが、何が失われるかを知らないまま任せると、効いていたはずの指示が黙って消える。
触る
- しばらく作業したセッションで
/contextを実行する - カテゴリ別の内訳と最適化提案を読む。読み込まれた CLAUDE.md と auto memory のファイルもここで分かる
入力前に読み込まれるのは CLAUDE.md、auto memory、MCP のツール名、skill の description。まだ使っていない MCP と skill も、名前と説明の分だけ最初から場所を取っている。
入れる
- 話題が変わるときは
/clear。 無関係な履歴を抱えたまま次の作業に入らない - 同じ作業を続けたいときは
/compact focus on the auth bug fixのように focus を付ける。 何を残すか指定できる - 閾値を決める。
/autocompact 500kで自動 compaction が走るトークン数を指定する。user settings のautoCompactWindowに保存され、以降のセッションにも効く。モデルに合わせた既定へ戻すのは/autocompact auto - 1 回の起動だけ変えるなら
--autocompact。スクリプトやクラウド環境ではCLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW(こちらは素のトークン数のみ)
効かせる
- 大きな読み取りは subagent へ委譲する。 subagent は自分の別のコンテキストウィンドウで動き、戻るのは要約と小さなメタデータだけ。メイン側は汚れない
- compaction をまたぐものと消えるものを設計に織り込む。 プロジェクトルートの CLAUDE.md、scope 無しの rule、auto memory は再注入される。
paths:frontmatter を持つ rule とネストした CLAUDE.md は、対象ファイルを再度読むまで失われる - skill の重要な指示は
SKILL.mdの先頭近くに置く。 再注入時は 1 skill あたり 5,000 トークン、合計 25,000 トークンで打ち切られ、打ち切りはファイル先頭を残す
落とし穴
/compactは要約であって復元ではない。 元の細部は戻らない。焦点を指定せずに任せると、直後の作業に必要な情報が落ちる- ウィンドウはモデルのコンテキストウィンドウで上限が切られる。
/autocompactに大きい値を入れても、モデルが対応していなければそこまで伸びない - 環境変数を設定している間はコマンドやフラグより優先され、
/autocompactは値を変えずに override を報告するだけになる