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プログラミング

IT業務の全体地図 / programming

1 か月前 · 2026-08-16AI: 主要な作業を任せられる

この工程は何をするのか

IT パスポート試験シラバス Ver.6.5 の「25. システム開発技術」の定義。単体テストまでがこの工程に含まれるのが要点。

③ プログラミング(単体テストの実施までを含む) ・設計に従ったプログラムの作成 ・作成した個々のプログラムに誤り(バグ)がないかを確認するために,単体テストを行うこと 用語例 コーディング,ホワイトボックステスト,デバッグ,コードレビュー

書いたら、その場で自分で確かめるところまでが1つの工程。 「作る人」と「テストする人」を分ける発想はここには無い。次の工程(統合・テスト)は、単体テストが済んだものを組み合わせる段階になる。

ホワイトボックステストは、中身の作りを知ったうえで通る道筋を確かめるテストのこと。統合・テストで出てくるブラックボックステスト(中身を見ず、入力と出力だけで確かめる)と対になる。

具体的な成果物

成果物中身
設計に従ったプログラム動くコード。設計から外れた場合はその理由も
単体テストとその結果個々のプログラムに誤りが無いことを示すもの

つまずきやすいところ

AI に書かせると速いので、確かめる速度が追いつかなくなる。 生成量が人のレビュー能力を超えると、動いているように見えるだけのコードが積み上がる。この工程で単体テストが必須とされているのはそのためで、確かめる手段を同時に用意しないと速さが負債になる。

やり直せる状態を作らずに走らせる。 大量に変更してから間違いに気付くと、どこまで戻せばよいか分からなくなる。

AI に任せられる範囲

この工程は、この図書館が扱う3つのツールがまさに作られた目的の場所にあたる。裏付けが最も厚いので ai_leverage を high にしている。

確認の頻度を作業の危険度に合わせる

Claude Code の permission mode は、確認を求める頻度を段階で切り替える(facts/claude-code/permission-modes.md)。

モード確認なしで実行されるもの
default(Manual)読み取りのみ
acceptEdits読み取り、ファイル編集、mkdir / touch / mv / cp などのファイルシステムコマンド
autoすべて(バックグラウンドの安全チェック付き)

Shift+Tab で default → acceptEdits → plan を循環する。書き慣れた場所は acceptEdits、触ったことのない場所は default という使い分けができる。

大事なのは、モードを緩めても外れない箍があること。deny ルールと明示的な ask ルールは bypassPermissions を含むすべてのモードで適用される。 protected paths への書き込みも自動承認されない。

触れる範囲を OS 側で区切る

sandboxing は、Bash コマンドとその子プロセスに対して、OS レベルでファイルシステムとネットワークの境界を強制する(facts/claude-code/sandboxing.md)。コマンドごとに承認するのではなく、触れてよいファイルとドメインをあらかじめ定義する形になる。

確認を1つずつ返す方式は、量が増えると人が読まずに承認するようになる。境界を先に引いておく方が、速度を落とさずに事故を防げる。

失敗を巻き戻せるようにする

checkpointing は、ファイル編集と会話の状態を自動で記録する(facts/claude-code/checkpointing.md)。

  • プロンプトごとに新しいチェックポイントが作られる
  • ファイルスナップショットはセッション内の最新 100 チェックポイント分を保持する
  • /rewind、またはプロンプト入力が空の状態で Esc を2回押すと巻き戻せる
  • チェックポイントは会話とともに保存されるので、セッションを再開したあとでも /rewind できる

ただし出典は**「セッション単位の復旧手段であり、バージョン管理の代替ではない」と明記している。チェックポイントはセッションとともに30日後に削除される**(cleanupPeriodDays で変更可)。git の代わりにはならない。

並行して進めるときに衝突させない

worktrees は、git worktree ごとにセッションを分離し、並行して走るセッションのファイル編集が衝突しないようにする(facts/claude-code/worktrees.md)。--worktree / -w で作成・起動する。複数の作業を同時に走らせるなら、この分離が前提になる。

現場で要望をその場で形にする

船井総研グループの熊谷俊作氏は、顧客の工場に張り付いて観察し、見つけた要望をその場で Gemini に伝え、生成されたコードを即座にアプリに反映した(cases/ai-activation-catalog.md)。

従来なら数か月かかるような開発がその場で実現

結果、顧客の8割がアプリを活用した。この工程の所要時間が大きく縮むことの実例になっている。

まだ人がやること

設計から外れたときに気付くこと。 生成されたコードは動くが設計と違う、という状態を検出できるのは設計を知っている人だけである。

単体テストが何を確かめているかを見ること。 テスト自体も生成できるが、「通ったから正しい」とは限らない。確かめたい条件を網羅しているかの判断は残る。

巻き戻す判断をすること。 /rewind は手段であって、どこまで戻すべきかを決めるのは人になる。

この工程の位置づけ

ねらい
設計どおりのプログラムを作り、単体テストで誤りが無いことを確かめる
成果物
設計に従ったプログラム / 単体テストとその結果
試験範囲
マネジメント系 / システム開発技術、テクノロジ系 / アルゴリズムとプログラミング

AI に任せられると言える根拠

上の「AI に任せられる範囲」は、以下のページに書かれていることだけを根拠にしています。 裏付けの無い主張を書けないよう、件数はビルド時に検査しています。