何のためのものか
claude コマンドのサブコマンドとフラグ。セッションを開く前に決まることは、ここでしか決められない。
注意点が 1 つある。claude --help は全フラグを列挙しない。--help に出ないことは利用不可を意味しない。
触る
セッションを開かずに状態を見る。
claude doctor— 読み取り専用のインストール・設定診断(インストール健全性、設定ファイルの検証エラー)claude auth status— 認証状態を JSON で表示する。--textで人間可読。ログイン済みなら 0、未ログインなら 1 で終了するclaude -c— 現在のディレクトリの直近の会話を継続する
claude -r "<session>" "query" で ID または名前から resume できることも確認しておく。
入れる
起動時に決めるものを用途ごとに固定する。
| やりたいこと | フラグ |
|---|---|
| モデルを指定して開く | --model(sonnet / opus / haiku / fable または完全名) |
| 権限の強さを決めて開く | --permission-mode(default / acceptEdits / plan / auto / dontAsk / bypassPermissions) |
| 別ディレクトリも触らせる | --add-dir(永続化するなら settings の permissions.additionalDirectories) |
| セッションに名前を付ける | --name、後で claude --resume <name> |
| 隔離した作業場所で始める | --worktree(#<number> や PR の URL も渡せる) |
| 過負荷に備える | --fallback-model(カンマ区切りで順に試す) |
システムプロンプトを触るフラグは 4 つある。--system-prompt / --system-prompt-file は置き換え、--append-system-prompt / --append-system-prompt-file は追加。置き換えは tool guidance と safety instructions を含む既定プロンプト全体を落とすため、追加で足りるならそちらにする。
効かせる
不調の切り分けと、その場限りの設定変更ができるようになる。
--safe-mode— すべてのカスタマイズを無効にして起動する(CLAUDE.md、skills、plugins、hooks、MCP サーバー、カスタムコマンド・agent、output styles、status line など)。認証・モデル選択・組み込みツール・permission は通常どおり動く。 「自分の設定が原因か」を一発で切り分けられる--bare— さらに最小。自動探索を飛ばし、Bash・ファイル読み取り・ファイル編集のツールだけが使える--settings— settings JSON のパス、またはインライン JSON 文字列。このセッションだけsettings.jsonの同じキーを上書きする。 省略したキーはファイルの値を保つ--setting-sources— 読み込む設定ソースをuser/project/localから選ぶ--debug='mcp,startup'— カテゴリを絞ったデバッグ。フィルタは=の形でのみ結び付く。書き出し先を指定するなら--debug-file <path>
落とし穴
--dangerously-skip-permissionsは permission prompt を飛ばす。--permission-mode bypassPermissionsと同等で、--bgで開始したセッションでは supervisor が再起動してもモードが持続する--add-dirはファイルアクセスを与えるだけ。 そのディレクトリの.claude/の設定の多くは検出されない- print モード専用のフラグがある。
--json-schema、--max-turns、--max-budget-usd、--no-session-persistenceは-pでのみ効く --toolsは組み込みツールだけを制限する。 MCP ツールには影響しない(--disallowedTools "mcp__*"などを使う)- サブコマンドの打ち間違いはセッションを開始せずに候補を提案して終了する(
claude udpate→Did you mean claude update?)