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動画制作・編集

職種・業務別 / video

1 か月前 · 2026-08-16実名事例 3 件

実名で確認できた事例(すべて確度B)

事例カタログに記録済み(cases/ai-activation-catalog.md)。いずれも二次情報で、企業の一次発信には辿り着けていない。

企業内容
グリーHD2026年1月、株主総会の事業報告動画に AIアバター(ブイキューブ)を導入
KDDI(au)人気CMシリーズをAIアニメ化してブランドイメージを刷新
パルコ全編AI制作のファッション広告

グリーの事例が示していること

この3件の中でグリーだけが、使う理由をコスト以外で説明している。

導入の理由として挙がっているのは次の2つ。

  • 役員のスケジュールが取れない
  • 決算確定後の制作期間が極端に短い

つまり「安く作る」ではなく「そもそも作れない制約を外す」ために使っている。株主総会の事業報告動画は、決算が確定してからしか作れず、総会までの日数が決まっている。役員本人の撮影日程を押さえられなければ、予算があっても間に合わない。

この構造は動画に限らない。 締切が動かせず、特定の人の時間が取れないために質を落としている作業は、どの職種にもある。予算ではなく日程が制約になっている作業を探すのが、この事例の使い方になる。

KDDI とパルコ — 別の使い方

この2件は制約の解決ではなく、表現そのものを変えるために使っている。

  • KDDI は既存の人気CMを AIアニメ化してブランドイメージを刷新
  • パルコは全編AI制作のファッション広告

「人が作れなかったものを作る」方向で、グリーとは目的が違う。ただしどちらも成果の数字が公表されていないので、効果があったかは判断できない。話題になったことと成果が出たことは別になる。

どの工程に効くか

動画制作は全体地図の開発工程には当たらない。当たるのは前後の2つ。

工程この仕事での中身
業務要件定義何のための動画か、制約は何かを決める
導入・受入れ出来たものを社内・顧客が受け入れるか

グリーの事例は要件定義側の話で、「制約は日程であって予算ではない」と特定できたことが成否を分けている。KDDI・パルコは受入れ側の話で、視聴者がAI制作をどう受け取るかが問われる。

この図書館の facts はほぼ役に立たない

Claude Code / Codex / Gemini CLI はコードを扱う道具で、動画生成の機能を持たない。この巻に facts のリンクが1つも無いのはそのため。

全体像のとおり、日本企業の生成AI 活用でいちばん多いのは「文章の作成・要約・校正」45.1% で、動画は選択肢としても挙がっていない。動画制作での生成AI 利用は、全体から見ればまだ小さい。

この分野で分かっていないこと

  • 3件とも二次情報。 企業の公式発表や制作者の一次発信を確認できていない
  • 成果の数字が一切無い。 制作期間がどれだけ短くなったか、費用がどう変わったかの記載が無い
  • 権利関係の扱いが不明。 学習データや生成物の権利について、3社がどう整理したかの記述が見つからない。動画・イラスト分野では実務上いちばん重い論点のはずだが、事例側で触れられていない
  • 個人・小規模事業者の事例が無い。挙がるのは大企業ばかりで、規模の小さい制作現場でどう使われているかは不明

この仕事の手順

この仕事が関わる工程

この巻が根拠にしているページ