何のためのものか
セッション内から Claude Code を操作する入口。/ を入力すると利用可能なコマンドが並び、そこには組み込みコマンド、同梱およびユーザー作成の skill、plugin と MCP サーバーが提供するコマンドが混ざっている。
数が多いので、覚えるのは「日常で回す数個」と「困ったときに思い出す数個」でよい。
触る
まず今のセッションを 3 方向から見る。
/status— バージョン・モデル・アカウント・接続性。応答中でも動く/context— コンテキスト使用量を色付きグリッドで可視化する。allを付けると内訳を展開する/usage— セッションコスト、プランの使用上限、アクティビティ統計
/help で全体を眺めたら、あとは / を打って絞り込めばよい。すべてのコマンドが全員に見えるわけではない(プラットフォーム・プラン・環境に依存する)。
入れる
日常で回す分を決める。
| 場面 | コマンド |
|---|---|
| 別の作業に移る | /clear(名前を渡すと /resume のピッカーにラベルが付く) |
| 同じ作業を続けたい | /compact(focus を引数で渡せる) |
| 前の会話に戻る | /resume、この時点から枝を分ける /branch |
| モデルを変える | /model(-p では現セッションのみ、既定として保存されない) |
| 変更を見る | /diff、戻すのは /rewind |
| 権限を直す | /permissions |
| 調子が悪い | /doctor |
- コマンドはメッセージの先頭でのみ認識される。 続くテキストは引数になる
- 応答中に送るとキューイングされる。 ただし
/status//tasks//usageは中断せず即座に実行される - skill だけは先頭に複数並べられる(
/skill-a /skill-b do XYZの形で最大 6 個)
効かせる
同梱の skill と、作業を分ける系を使い分ける。
/code-review— 現在の diff(または PR 番号・ブランチ・パス)を correctness bug と整理余地でレビューする。--fixで適用、--commentで GitHub のインラインコメント。レベル未指定なら直近に入力したレベルを再利用する/simplify— 整理余地だけを見て修正まで適用する。correctness bug は探さない(それは/code-reviewの担当)/verifyと/run— テストの合格ではなく、実際にアプリを起動・操作して確認する/doctor— インストール健全性、未使用の skill / MCP サーバー / plugin とコンテキストコスト、遅い hook を点検する。変更前に必ず確認を求める- 作業を分ける — 会話を分岐する
/branch、コピーして裏で走らせる/fork、会話を継承した subagent に投げる/subtask、セッションごと切り離してターミナルを解放する/background
落とし穴
/clearと/compactは別物。 前者は空のコンテキストで新しい会話を始める。続きをやるつもりで/clearすると文脈を捨てることになる/verifyと/code-reviewはユーザーが呼んだときのみ実行される。 Claude 側から自動では走らない/add-dirで足したディレクトリからは.claude/の設定の多くが検出されない。 追加すれば同じように扱われるわけではない- 削除されたコマンドがある(
/ultraplan、/vim、/pr-comments)。古い記事のコマンドが動かないときはこれを疑う - MCP サーバーの prompt は
/mcp__<server>__<prompt>の形でコマンドとして現れる。接続済みサーバーから動的に発見されるため、一覧に無いときは接続を疑う