一次情報に辿り着けなかった
この巻は現時点でほとんど中身が無い。 隠さずに書いておく。
検索して出てくるのは、ほぼすべてがAI導入支援を売る会社のコラムか、生成AIサービスを提供する会社のメディアだった。そこには企業名が挙がっているものもあるが、いずれも記事の書き手が第三者で、当該企業の公式発表や制作者本人の発信に辿り着けていない。
そのため evidence.named を 0 としている。この図書館の規約では、実名の一次情報が確認できないものを実名事例として数えない。
近い分野で確度A に届いているのは、動画制作の巻にあるパルコの「全編AI制作のファッション広告」だけで、これも二次情報(確度B)にとどまる。
出回っている用途(すべて確度C)
出典の確度が低い。そういう用途が語られている、という以上の意味は無い。
- 企業ロゴ・アイコンの作成
- ゲームの背景・キャラクターデザインの生成
- Web サイト・SNS 用のビジュアル制作
- 広告・キャンペーンのビジュアル制作
なぜ事例が出てこないのか(推測ではなく、確認できること)
断定はできないが、次の2つは事実として確認できる。
1. 全体調査の選択肢に入っていない。 全体像で見た帝国データバンクの調査(10,312社)で挙がっている活用業務は、文章の作成・要約・校正 45.1% / 情報収集 21.8% / 企画立案時のアイデア出し 11.0% / データの集計・分析 7.4% / コード生成 5.9%。画像生成は上位の選択肢に現れない。
2. 権利関係の整理が公開されていない。 動画制作の巻でも同じことを書いたが、学習データと生成物の権利をどう整理したかを説明した事例が見つからない。制作を仕事にしている側にとっては最も重い論点のはずで、公表しにくい理由がここにある可能性はある(ただしこれは推測で、裏付けは無い)。
この図書館の facts は当てはまらない
Claude Code / Codex / Gemini CLI は画像生成の機能を持たない。この分野で使うなら別のサービスになる。
この巻を埋めるには
- 制作会社・デザイン事務所の公式発表を当たる(ベンダーのコラム経由ではなく)
- 制作者個人の一次発信(登壇資料、技術ブログ)を探す
- 権利関係について、実際に整理した組織の記述を探す
現時点では、この分野について他所の真似ができる材料が無い。 使って分かったことを notes/ に記録していく方が早い可能性がある。